【COPA Futsal EDGE】イタリア遠征報告

2023年6月22日〜7月2日までCOPA Futsal EDGE選抜としてイタリアのモンテシルヴァーノカップへ出場してきました。
本大会は、イタリア、スペイン、フランス、スコットランド、リトアニア、オーストラリア、ブラジル、ハンガリーから多くのチームが参加して行われる、フットサルの国際大会。スペインのモビスター・インテルやフットサルCLに出場するチームも数多く参加していました。

予選リーグ

vsMIDLAND GS FUTSAL SCHOOL
8-1勝利
vsSPORTING CLUB MARCONI
2-12負け
vs L84
1-9負け

初戦のMIDLAND戦は、大会の初戦ということもあり、全体に強い緊張がありました。そのため、前半は思うように身体が動かず、0-0でしたが、ハーフタイムで全体がほぐれてきて、後半には8点をとり勝利することができました。
続くMARCONIは、トップチームはセリエAにあり、育成にとても定評のあるチームです。戦術は個人にフォーカスした形で、パス回しをしてくるというよりは、チャンスがあれば攻めてくる！という感じのチームでした。この試合では技術面では劣ることはあまり感じませんでしたが、フィジカル面で特に差を感じました。ピヴォの選手がとても大きくて、そしてボールの収め方もとてもうまく、それをトリガーにアラが絡んでくるという感じのフットサルでした。
試合終了後の選手たちは、悔しがる選手と遊びに行きたい選手と両極端に分かれました。ボードを使って、戦術を考えたりと、次の試合に向けていい準備ができる時間となりました。

予選最後のL84との試合。予選ゲームを見ても、後ろからエイトで繋いで、サイドを狙ってくるというスカウティングは済んでいましたので、どうやって守っていくかを考えていきました。
一番の問題は、マークの受け渡しでした。守備の時にどうしても声がかけられないから、エイトに対してズレてしまいました。後半にはだいぶスピードにも慣れてきて相手の狙いに対して対応することができたのはいい成長となりました。
このL84は最終的に、大会準優勝チームとなり、大変いい経験をしたと選手たちも感じました。

順位決めトーナメント

vs LATINA CALCIO A5
2-5負け
vs ROMA CALCIO A5
2-7負け

初戦以降勝つことができませんでしたが、選手たちは大きな成長を感じ、掴み取っていました。試合を経ることにチームとしての絆、信頼が生まれ、特に守備の部分での成長を感じることができました。
どちらの試合も数字で見たら、圧倒されたように見えますが、内容はそれほどでもありませんでした。大きな違いは、ゴール前での落ち着きでした。こちらもゴールシーンをたくさん作ることができても、攻撃の分厚さが足りない。決めきれない。1vs1で外すなどありましたが、海外のフットサルチームは得点チャンスを逃しません。
ドリブルの1vs1、守備などではとてもいいプレーも見れました。ROMAの試合後は相手の保護者、コーチからも多くの賞賛をもらうほど、彼らは健闘しました。
最終日には、もう一度20分1本でL84と練習試合をしました。すると、0-2で負けましたが前回の試合を考えると、違うチームと見違えるほど成長しました。

モンテシルヴァーノという場所は、ビーチのあるリゾート地です。ホテルにもプールがあり、選手たちは海やプールを堪能しました。そして、イタリア名物のジェラートを食べました。
最終日は、帰国前にローマへ行き、コロッセオ、トレビの泉などの名所を巡り、歴史を感じる時間となりました。子供ながらも歴史を感じ、感動していました。

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